人材開発支援助成金(人材育成支援コース)

助成金名称人材開発支援助成金(人材育成支援コース)
概要職務に関連した知識・技能を習得させるための訓練(10時間以上のOFF-JTなど)を実施した事業主が受給できます。
主な助成額賃金助成:1人1時間あたり800円(中小企業以外は400円)。
経費助成:訓練の区分に応じて、実費相当額の一定割合。
問合せ先厚生労働省「雇用関係助成金」

人材開発支援助成金(人材育成支援コース)は、従業員に仕事に関係する知識・技能を身につけさせる訓練を、計画に沿って行った事業主に、訓練の経費と訓練中の賃金の一部を助成する制度です。

訓練の種類

訓練内容対象者
人材育成訓練職場外での訓練(OFF-JT)のみ。10時間以上雇用保険の被保険者
認定実習併用職業訓練国の認定を受けた、職場外の訓練と職場での実習(OJT)の組合せ。6か月以上2年以下15歳以上45歳未満の被保険者
有期実習型訓練正社員などへの転換を目的とした組合せ訓練。2か月以上有期契約労働者など
中高年齢者実習型訓練(令和8年度に新設)組合せ訓練。2か月以上45歳以上の被保険者

対象となる事業主

  • 雇用保険の適用事業所の事業主であること
  • 職業能力開発推進者を事業所ごとに選び、事業内職業能力開発計画を作って従業員に知らせていること(有期実習型訓練は計画不要)
  • 訓練の経費を、支給申請までに全額負担していること

助成額

経費助成(訓練経費に対する割合)

訓練中小企業中小企業以外
人材育成訓練(正社員など)45%(60%)30%(45%)
人材育成訓練(有期・無期契約の方)70%(85%)—
認定実習併用職業訓練45%(60%)30%(45%)
有期実習型訓練75%(100%)—
中高年齢者実習型訓練60%(75%)45%(60%)

( )内は、訓練後に賃金を5%以上引き上げるなどの条件を満たした場合の率です。「—」は、資料に中小企業以外の率の記載がないものです。

賃金助成・OJT実施助成

  • 賃金助成:1人1時間あたり800円(中小企業以外400円)。条件を満たすと1,000円(同500円)
  • OJT実施助成:認定実習併用職業訓練は1人20万円(中小企業以外11万円)、有期実習型・中高年齢者実習型は1人10万円(同9万円)

限度額

  • 経費助成は1人1訓練あたり、訓練時間に応じて15万円・30万円・50万円まで(中小企業の場合)
  • 1事業所あたり1年度1,000万円まで

申請の流れ

  1. 準備:職業能力開発推進者の選任と、事業内職業能力開発計画の作成・周知を行います。
  2. 計画届を出す:訓練開始日の6か月前から1か月前までに、職業訓練実施計画届を労働局へ提出します。
  3. 訓練を行う:計画どおりに訓練を行い、経費を全額支払います。
  4. 支給を申請する:訓練終了日の翌日から2か月以内に労働局へ申請します。
  5. 上乗せ分を申請する:賃金引上げなどの条件を満たした場合は、別に申請します。

注意点

  • 計画届を期限内に出していない場合、申請が訓練終了後2か月を過ぎた場合、経費を全額負担していない場合は支給されません。
  • eラーニング・通信制の訓練は、経費助成のみの対象です。令和8年4月8日から、受講者1人あたりの限度額が中小企業15万円(中小企業以外10万円)に下がりました。
  • 所定労働時間外や休日に行った訓練の時間は、賃金助成の対象外です。

弊所のサポート

訓練の組み立ての相談、計画届・支給申請書の作成、期限の管理まで、社会保険労務士がお手伝いします。まずはお問い合わせください。

このページは、令和8年8月3日版の厚生労働省のパンフレットなどに基づいて作成しています(2026年10月確認)。

出典

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