リスクマネジメントとは

リスクマネジメントとは、リスクを組織的に管理し、損失の回避や低減を図る取り組みです。さまざまな危険による不測の損害を、最小の費用で効果的に処理するための経営管理手法を指します。

リスクマネジメントの基本は、リスク因子を特定することです。

  • どのようなリスク因子が存在するのかを調査・分析し、認識する
  • どのようなリスク因子がどのくらいの頻度で発生するものなのかを分析・評価する
  • どのようなリスク因子によりどのくらいの損失を被る可能性があるのか分析・評価する

弊所では、こうした分析を行ったうえで、具体的な対策を助言いたします。

リスク管理が不十分とされる事例と対策

社員管理・教育の不徹底により起こる個人情報の漏洩

情報セキュリティポリシーの策定、社員との誓約書締結。組織への徹底。

事故が予想される現場における、安全措置の不徹底

現場安全マニュアルの策定・遵守。

損害が生じた場合の補償を準備していない場合

万一に備えた保険への加入、損失に備えた資金計画の策定。

緊急事態において迅速な情報伝達・意思決定を行う体制と訓練が不足している場合

緊急事態における迅速な対処および対処責任者の明確化、ガイドラインの策定。訓練の徹底。

労務の分野で多いリスク

リスク起こりうること主な対策
未払いの残業代退職した従業員などから、さかのぼって請求を受ける。賃金の請求権の時効は当面3年です。労働時間の正確な把握、割増賃金の計算方法の点検
長時間労働時間外労働の上限規制への違反、従業員の健康障害36協定の締結と届出、労働時間の管理体制の整備
ハラスメント従業員の離職、会社の責任を問われる紛争相談窓口の設置、就業規則への規定、研修の実施
解雇・雇止めのトラブル解雇の無効を争われ、解決までに時間と費用がかかる就業規則の整備、指導の記録、手順を踏んだ対応
社会保険・労働保険の加入漏れさかのぼっての加入と、保険料の納付を求められる加入要件の確認、入社・労働条件の変更時の手続きの徹底
労働災害従業員のケガや病気、安全配慮義務違反による損害賠償安全衛生の体制づくり、作業手順の整備と教育
個人情報の漏えい従業員や顧客の情報の流出、信用の低下取扱いルールの整備、誓約書の取得、アクセス権限の管理

弊所の進め方

  1. 現状の確認就業規則、労働契約書、勤怠の記録、賃金台帳などを確認します。
  2. リスクの洗い出し法令に照らして問題のある箇所を洗い出し、影響の大きさと起こりやすさから優先順位を付けます。
  3. 対策の実行規程の整備、届出、運用の見直しを、優先順位の高いものから進めます。
  4. 定期的な見直し法改正や事業の変化に合わせて、内容を見直します。

よくあるご質問

何から手を付ければよいかわかりません。

まずは就業規則の診断をおすすめします。現在の規則と実際の運用を確認し、問題のある箇所をお伝えします。診断は無料です。

従業員が少ない会社でも必要ですか?

必要です。従業員が10人未満の事業場には就業規則の作成義務がありませんが、残業代や解雇をめぐるトラブルは会社の規模にかかわらず起こります。少人数の会社ほど、1件のトラブルが経営に与える影響は大きくなります。

関連ページ:就業規則の作成・見直し / 労働問題相談

出典

2026年10月時点の公的機関の情報をもとに作成しています。制度は改正されることがあります。

お気軽にお問い合わせください。050-5469-1899電話受付時間:9:00~17:00(土日・祝日を除く)

メールでのお問い合わせはこちら